息子の生活習慣カードの件について、先生からすてきなお言葉、ありがたく、嬉しく思います！
息子は空手を始めて、生活習慣カードのハンコを押すことが、モチベーションUP に繋がっているようです。

家でのお手伝いは、靴並べ・挨拶・片付け・朝、大きな声であいさつ・玄関掃除。簡単な事とはいえ、継続は大切だと思います。櫛野先生の考え方も素晴らしく、とても共感しております。いつもありがとうございます！！

うちの子が、友達の家に遊びに行ったら、生活習慣が身についているので、自分のことだけでなく、自然とその家の片付けをしたそうです。
それを見ていた友達のお母さんがビックリして、「なんて素晴らしいしつけが出来ているの、この子は！」とうちの子をとても褒めて下さいました。それが、すごく嬉しかったです！

男の子のお母様たちは、自立してクールな女の子を見ると羨ましいようですね。「うちの子は、弱っちくて」「いつまでも甘えん坊で大丈夫でしょうか？」とご相談を受けます。
私も男だからわかりますが、男の子は、とっても繊細。甘えん坊でナイーブなんですよ（笑）。

私は指導者としての勉強の一環として、心理学やセラピーなどメンタルトレーニングも学んでいます。

「男とは強くあらねばならない」という「思い込み」や「親の期待」が時にプレッシャーになることがあります。

大丈夫です。時が来れば、子どもは必ず自立していきます。心の中に持っている愛情のコップ、男の子のものは、女の子のコップより大きいのかもしれません。
注ぐのに時間はかかるけど、満たされれば、多くの人に愛を与えていけるような精神的に強く、優しく、そして自分の可能性を信じることができる人に育つでしょう。

心痛む事件が多くなった近頃では、女の子のお母様からは、「最低限自分の身を自分で守れる子に」との要望を伺います。

私も女の子には意識して、自分を守る術を伝授しています。たまに武道のセンスのいい女の子が、男の子を負かすこともありますが（笑）･･･。

私が空手を始めた理由は、「強くなりたい」という外見的な憧れからでした。でも、本当の強さとは、人のことを思いやる心、すべてのことに感謝する心、いじめたりいじめられたりしない本物の強さなど、心の強さ、本当のやさしさ、自分を律する心だと気づきました。

どんな夢や目標も、継続することから生まれます。

スポーツ、勉強、ビジネス、どの世界をとってみても、目標を達成した人は、毎日、自分を信じ、時にはできない自分も受け入れ、認め、小さな努力を積み重ねることができた人です。どれだけ才能があっても、継続することができなければ強くなれませんし、成功もできません。

高い目標や理想を掲げれば、今すぐにはできない自分を責めたり、あきらめたりしなくなります。
その時に大切なのが、日々のよい習慣であり、よい習慣を繰り返す訓練だと思います。

私は、「空手道」を通して未来ある子供たちに、「小さな成功体験」を重ね、「やる気の維持」を学んでほしいと思います。「あいさつ、礼儀、しつけ」で自分を磨き、保護者の方と連携しながら、当道場オリジナルの「生活習慣カード」を使って楽しみながら習慣化できる工夫をしています。

日本文化の伝統は「道」であり、それが世界も認める精神性の高さだと思います。

空手を学ぶことで、身を守るとともに、礼儀作法などを身につけ、心身ともに鍛え、「自分」を確立していくことができると信じています。